旬の味、「泉州の水なす刺身」

店に入り、まずはメニューを見て、その日に食べる肴を探します。それからおもむろに飲み物を注文するのが、自分流です。この日のメニューに、泉州の「水なすの刺身」を発見、もちろん注文です。

新鮮だから、水なすだから生で食べても美味しいんですね。水分はたっぷりで、噛んでいると水なすの香りが広がり、甘味も出てきます。塩をちょっと付けると、さらに甘味を引き立てます。初夏の味ですね。

酒は、福島県の会津・喜多方の笹正宗酒造の「笹正宗 純米吟醸」。落ち着いた感じの純米吟醸で、香りはおとなしく、すっきりとした喉ごしだが、ふくよかな味わいです。

もう一つのつまみは「桜エビと三つ葉のかき揚げ」です。かき揚げは、桜えびの風味が際立つ一品です。塩をつけていただきましたが、お酒が欲しくなります。

次のお酒は、正宗続きで、静岡県沼津市の高嶋酒造の「白隠正宗（はくいんまさむね） 袋づり　あらばしり　純米生原酒」。しっかりとした味のお酒で、かき揚げに合いました。

さらに、島根県出雲市の旭日酒造の「十字旭 純米大吟醸 淡雪仕立て 袋づり　薄にごり　山田錦４５％　２１ＢＹ」。すっきりとした飲み口で、わずかに炭酸を感じさせ、フルーティな香りも、甘くならず、旨い仕上がりです。いつも飲むどっしりとした十字旭とは違う印象のお酒でした。

最後のお酒は、埼玉県騎西町の清水酒造の「亀甲花菱　無濾過純米生原酒」です。
かき揚げに合う〆のお酒です。しっかりとした味わいで、かき揚げを受け止めます。
大満足な夜でした。東中野「和酒バー　しもみや」さま、ご馳走様でした。

タグ：水なす 刺身

コメント 1

美味しそうなかき揚げが美味しそうです。
無濾過純米生原酒にも惹かれます。
by さる１号 (2011-05-19 23:04)