下村酒造店の「奥播磨」を堪能する! [グルメ・クッキング]
池袋・坐唯杏本店の1月限定イベント兵庫県姫路市の下村酒造店の日本酒を飲み倒す「奥播磨天国」があるというので出かけてきました。
まずは生ビール、エビスのグラスで喉を潤します。
お通しは、「鯖の卯の花和え」。
鯖が卯の花で化粧されることでマイルドな味わいになります。
そしていよいよ、「奥播磨天国」です。
奥播磨の下村酒造のお酒六種で2500円、酒肴五種の盛り合わせ付きで3800円です。
盛り合わせが出るまで、サービスで「ボラのへそ」が出てきました。
「へそ」は、厚い筋肉が発達した胃壁だそうで、こりこりとした食感で砂肝みたいな噛みごたえです。
まさに酒の肴ですね。
六種類のお酒を、お猪口に全て満たしてから“天国”のスタートです。
上は、「奥播磨 純米55% おりがらみ 23BY」。
薄にごりで甘味を感じますが、喉ごしは微かな苦味を感じる気がします。
左下は、「奥播磨 ダブルエックス 55% 20BY」は、ストレートな辛口で、後味はスッキリです。
右下は、「奥播磨 阿波山田60% 21BY香りが良く、ノーマルでしっかりとした味わいのお酒です。
上は、「白影泉 山廃純米 雄町65% 17BY」は、しっかりとした酸味と香りが旨いです。
右下は、「白影泉 9号 55%」。阿波山田よりスッキリとした味わいですが、しっかりとしています。
左下は、「白影泉 7号 60%」。9号と同じ米なのに、酵母と精白が違うだけでまるで違う味です。
甘い香りで酸味を感じて、ピリッとした味わいです。
「五種盛り合せ」は…
左が、「バイ貝有馬煮」、右は「とこぶし」です。
「バイ貝」は山椒がわずかに効いていて、柔らかくて旨かったです。
この肝の部分は「白影泉 山廃純米 雄町65% 17BY」が良いですね。
「大根菜と鯨のころ炒め」は、「ころ」(鯨皮から鯨油を絞った残りかすのようです)のコリコリした食感が大根菜に良い変化を与えています。
「カラスミ麹漬けと蕪」
「カラスミ蕪」は、「おりがらみ」に合いますね。塩加減におりがらみの甘さがあっているようです。
「チカの飴炊き」。甘めなので、「XX」あたりか「阿波山田」といいたところでしょうか。
最後に追加でツマミを注文。「たたみイワシのチーズ焼き」です。
たたみイワシの芳ばしさにチーズのまろやかさが加わり、日本酒の肴としても最高です。
ついでに「十字旭日」と「竹鶴」もいただきました。
十字旭日は、「改良雄町 70%」、竹鶴は「純米 秘傅」 。
ともにコクがあり、日本酒らしい日本酒です。
もちろん、「たたみイワシのチーズ焼き」に良く合います。
飲み比べざんまいの一夜でした。御馳走様でした。
タタミイワシのチーズ焼き、これは良さそうですね。
帰国したらまっさきにタタミイワシを買いたい気分です。
by さる1号 (2012-01-15 16:46)
東京でボラのへそとはめずらしいですね!おいしそうです・・・
by ぺこりん (2012-01-16 12:16)
今日もお酒のすすみそうなメニューがいっぱいですね(^^)
おいしそう♪
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
by kao (2012-01-16 12:33)
たまらないものがありますね!
ボラのヘソ、大好物なのですがなかなかお目にかかれなくて…
絶対食べに行きます!飲みに行きます☆彡
by なゆ (2012-01-16 13:15)